HSBC香港口座・日本のATMと海外ATMでの引き出し限度額と設定方法は?
HSBC香港からATMで現金を引き出すとき、限度額設定が必要なのをご存じでしょうか。限度額設定がされていないと、ATMから現金を引き出せません。
この記事では、HSBC香港口座のATM引き出し限度額を設定する方法と、日本でATM引き出しができる場所をご紹介します。
OSSJではHSBC香港の口座に関するサポートを承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
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HSBC香港では、口座開設時に海外ATM限度額が設定されていません。初期設定のまま変更していないと、海外ATM限度額は0円(=日本では1円も引き出せないまま)となります。
そのため、口座開設後に海外(日本含む)のATMで現金を引き出したい場合には、引き出し限度額の設定が必要となります。
HSBC香港の限度額の設定方法
本章では、ATM引き出し限度額設定をする方法をお伝えします。
引き出し限度額の設定は、セキュリティデバイス端末を使う場合とそうでない場合に分けられるため、2つのパターンに分けて解説していきます。
①セキュリティデバイス端末を使う場合
セキュリティデバイス端末が手元にあり、正常に動作する場合には次の手順で限度額設定できます。
- HSBC香港インターネットバンキングの「LOG ON」をクリック
- セキュリティデバイスを使ってインターネットバンキングにログイン
- 「Overseas ATM Withdrawal Limit(海外ATMの出金限度額を設定する)」をクリック
- 引き出し限度額を設定したい口座を選択&有効化したい期間(From/Until)を設定
- 引き出し限度額を上限額の100%または50%のどちらかで設定して次の画面に進む
- Activate Modify(変更を有効化)にチェック
- セキュリティデバイスにログイン
- セキュリティデバイスの緑のボタンを押し、表示された数字をSecurity codeに入力
- Acknowledgement(了承)が表示されたら設定完了
②モバイルセキュリティアプリを使う場合
セキュリティデバイスではなく、モバイルセキュリティアプリを使って限度額設定をする場合には下記の手順となります。
- HSBC香港インターネットバンキングの「LOG ON」をクリック
- インターネットバンキングにログイン
- 「Overseas ATM Withdrawal Limit(海外ATMの出金限度額を設定する)」をクリック
- 引き出し限度額を設定したい口座を選択&有効化したい期間(From/Until)を設定
- 引き出し限度額を上限額の100%または50%のどちらかで設定して次の画面に進む
- Activate Modify(変更を有効化)にチェック
- モバイルセキュリティアプリで「Generate security code」を選択し6桁のコードを生成
- 表示された数字をSecurity codeに入力
- Acknowledgement(了承)が表示されればOK
ちなみに、HSBC香港の取り扱いもあるセブン銀行では、海外発行カードでの引出限度額は1回あたり10万円です。(磁気ストライプでの取引は3万円まで)
日本国内で引き出しができる場所
続いて、日本国内でHSBC香港口座のATM引き出しができる場所をご紹介します。
HSBC香港のATMカードは、「銀聯(Union Pay)」の取り扱いがあるATMでのみ利用可能です。
銀聯の取り扱いがある国内ATMは2022年12月現在で11個あります。
- セブン銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- SMBC信託銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ
- 北洋銀行
- イーネット(ファミリーマートやドン・キホーテに設置)
- みずほ銀行
- ローソン銀行(一部店舗に限る)
- 京都銀行(一部店舗に限る)
ATMカードを使って現金を引き出す際には、利用しようとしているATMが銀聯カードに対応しているか確認しましょう。
ATMの限度額設定をしたのに、それでも引き出しができないときは?
ATMの取引限度額設定が完了しても現金の引き出しができない場合には、次の3つの可能性があります。
- 口座が凍結されている
- 口座残高不足
- 暗証番号が間違っている
それぞれ、次のような状態です。
口座が凍結されている
長期間(24カ月)口座に動きがないと、口座が凍結されてしまいます。
具体的には、出金・送金・資金移動です。
この場合、凍結を解除するにはHSBC香港へ電話で問い合わせをしなくてはならず、英会話が必要になります。
定期的に口座を動かして凍結を予防しておきましょう。
口座の凍結について不安・お悩みがある方はぜひOSSJのサポートをご利用ください。
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口座残高不足
HSBC香港の口座残高を現金(日本円)で引き出すときは、香港ドルの普通預金口座残高を日本円に両替する形で受け取ります。
香港ドルの残高が引き落としたい額に満たない場合、日本円で現金を引き出せません。
香港ドル普通預金口座の残高が足りないときは、振替または振り込みをしてから引き出し手続きをしてみてください。
暗証番号が間違っている
ATMでHSBC香港の口座から現金を引き出すには、6桁の暗証番号(PIN)が必要です。
思い出せない場合には、再発行手続きが必要となります。
また、ATM機の暗証番号入力を3回連続で間違えると、カードにロックがかかってしまうので注意しましょう。
暗証番号の再発行手続き・ATMカードのロックに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。
また、OSSJでは暗証番号再発行手続きのご相談を承っております。
香港以外でATMを使う時には引き出し限度額設定が必要
本記事では、HSBC香港のATMカードで現金を引き出す際の限度額設定をご紹介しました。
日本国内でHSBC香港の口座を利用するにはATMの利用が欠かせません。ATMカードの使い方や設定に関してご不明な点はぜひOSSJのサポートをご利用ください。
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