HSBC香港 口座解約すべきか?為替変動が激しい今、最適な選択とは

2025年の米国大統領交代による世界経済の変動は、金融市場にも大きな影響を与えています。特に、為替市場の変動が激しくなり、資産管理の重要性が増しています。このような状況の中、HSBC香港の口座を持つ方の中には「解約すべきかどうか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、HSBC香港口座を解約するメリット・デメリット、リスク回避策、税金の影響などを詳しく解説します。
HSBC香港の口座は香港に行かずに解約できる?
基本的に、HSBC香港口座は書類手続きのみで解約することが可能です。日本国内の指定口座に資金を受け取ることができます。ただし、過去2年間に出金・送金・資金移動がない口座は凍結扱いとなるため、即時解約は難しくなります。しかし、凍結状態の口座でも香港への渡航なしで解約手続きを進めることが可能です。
為替変動が激しい中でのリスク回避策
「解約して日本円に換えると、円高になった際に損をするのでは?」と心配する方も多いでしょう。このリスクを回避するために、香港ドル(HKD)や米ドル(USD)のまま受け取る方法があります。特に、海外通貨のまま受け取れる銀行(例:ソニー銀行など)を活用すれば、為替レートが有利なタイミングで日本円に換えることができます。
受け取った資金に税金はかかるのか?
HSBC香港口座を解約して資金を受け取る際には、税務上の影響を考慮する必要があります。以下のようなケースに注意しましょう。
口座開設時に入金した現金をそのまま放置していた場合
当時の為替レートと現在の為替レートの差額が20万円以下であれば、税金は発生せず確定申告も不要です。しかし、20万円以上の利益が出ている場合は「雑所得」として課税対象となります。
オフショア積立投資などの解約返戻金の受け皿としていた場合
投資による利益が発生している場合は「分離課税」の対象となり、一定の税率で課税されます。
海外にあるお金を日本に戻す際は、脱税とならないように注意が必要です。
※上記はあくまで一般的な回答となりますのでご参考までにお願いいたします。詳細は税務当局にお尋ねください。
HSBC口座のメリットとデメリット
口座を解約するかどうか迷われている方は、宜しければ下記のメリット・デメリットを判断材料にされてください。
メリット
・マルチカレンシー口座で12通貨を一元管理できる
・インターネットバンキングで海外送金ができる
・グローバル銀行なので、香港以外の国の住所や電話番号の登録ができる
・香港のペイオフ対象となる(最大50万香港ドル)
・口座にあるお金を世界中のATMで現地通貨で出金できる
・格付けの高い銀行で資産保全できる
デメリット
・日本語対応していない
・PCやモバイルアプリを活用できないと半分も使えない
・相続時に手続きが煩雑になる
・2年口座を使わないと凍結する
香港駐在員や海外投資を盛んに行っている人にとっては使いやすい口座となりますが、海外投資は日本で源泉徴収されないので、脱税となるおそれがあります。英語ができてインターネットバンキングなどを駆使しつつ、申告手続きなども行える人にとっては便利な銀行口座となります。
一方、英語やネット手続きが苦手な方にとっては不要な口座になるのではないかと思います。現在、日本でもマルチカレンシー口座はあり、NISAなどの海外の投資も可能となっているので、日本で投資をするのも良いでしょう。また、相続においては、現在、日本から香港の口座を照会することができるので、相続税の対象となります。相続時には香港で相続手続きが必要になります。香港の弁護士を介して裁判(プロベート)手続きが必要となり、手続きは1-2年ほどかかります。相続に迷惑をかけたくないという方は残高が少額であっても整理しておくと安心です。
まとめ
2025年の為替変動が激しい中、HSBC香港口座を解約すべきか悩む方も多いでしょう。海外投資を継続する意志がある方には有用な口座となり得ますが、英語力やITリテラシーが求められます。また、相続対策の観点からも、不要であれば早めに整理するのが安心です。将来設計を見据えた上で、慎重に判断しましょう。
\お手続きサポートをご希望される場合は是非、OSSJにお任せください/