【海外赴任から帰国】日本の銀行口座を再開設する方法3つをご紹介!必要な書類も解説
「海外赴任が終わり、日本で生活するための準備に追われている」
「日本の銀行口座開設の手続きを早く終わらせたい」
海外からの帰国後は銀行口座だけでなく住所変更などもあり、さまざまな手続きに追われることも多いかと思います。本記事では、日本帰国後スムーズに銀行口座を開設させるための手順と、必要な書類について解説します。
すでに帰国されている方も、本記事を参考に銀行口座の開設手続きを進めてみてください。
海外から帰任して日本の口座を開設する場合は、再開設ではなく新規開設の手続きが必要となります。海外の居住者となる方は基本的に日本の口座を解約してから出国しなければならないため、日本の口座を解約して海外に赴任されている方も多いかと思います。
三井住友銀行などの大手銀行でも「口座は一度解約すると、新規開設の手続きが必要」とあり、海外から帰国された方が再度口座を開設する際には、通常の流れと同じように新規で口座を開設する形となります。
\日本語で気軽に相談/
日本で銀行口座を開設する方法はWeb・郵送・窓口の3つ
本章では、改めて日本で銀行口座を開設する流れをご説明します。昔は銀行口座を開設するには最寄りの銀行へ足を運ぶ必要がありましたが、最近ではWeb上で口座開設することもでき、こちらも便利になっています。
①Webで日本の銀行口座を開設する手順(SMBC銀行)
- 開設したい任意の銀行口座のホームページにアクセス
- 口座開設をクリックし、Webで開設を選択
- 表示されるチェック欄や項目を埋めていく
- 自撮り写真・本人確認書類をアップロード
- 銀行の確認が取れるまで待機(審査期間)
銀行へ足を運ぶことなくどこでも開設できる方法です。郵送と違い、自分で書類を作成する必要がなく手間が少ないため、日本で生活するための手続きに追われている忙しい中でも10分程度の作業で終えられるでしょう。
SMBCの場合、本人確認は自撮り写真と、本人確認書類をアップロードするのみでした。本人確認書類を1つしか用意しなくていいので、比較的楽にできます。
審査期間は最短即日の銀行もありますが、営業日から約1〜2週間程度の待機期間をみておくといいでしょう。
②Webで作成した書類を銀行へ郵送して開設する手順(ゆうちょ銀行)
- 開設したい任意の銀行のホームページにアクセス
- 口座開設をクリックし、申込書を作成を選択
- パソコン上または印刷後に項目を記入
- 本人確認書類の写しとともに封筒に封入
- 確認と審査結果の通知が送られてくるまで待機
ゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトプラスは、このような流れで手続きが完了します。ネット上で項目を入力するだけで書類が作成され、あとは本人確認書類等をコピーをして封入します。
ゆうちょ銀行の場合は住民票が必要となります。住民票の発行や郵送で手間がかかるため、Webで手続きをするよりも若干時間がかかってしまう点に注意しましょう。
③銀行窓口で銀行口座を開設する手順
- 本人確認書類と印章を持参して銀行へ
- スタッフ指導のもと書類に記入
各銀行の窓口へ直接行く場合には、顔付きの本人確認書類なら1つで済むことがあり、運転免許証やマイナンバーカード等があれば、他に本人確認書類を用意することなく手続きを終えられる銀行があります。
銀行へ足を運ぶため他の開設方法よりも時間がかかりますが、窓口で相談しながら開設したい人やパソコンとスマートフォンの操作に慣れていない方にはおすすめです。
銀行口座を開設するために必要な書類は最低1つ
顔写真付きの書類があれば、1つだけで銀行口座を開設できることがあります。主に使用できる顔写真付きの書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(2012年4月1日以降に発行されたもの)
- マイナンバーカード(通知カード不可)
- 在留カード
- パスポート(2020年2月4日以前に申請されたもの)
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 各種福祉手帳(顔写真付き)
- 官公庁が発行(発給した使命・住所・生年月日の記載があるもの(顔写真付き)
- 身体障害者手帳
これら以外に該当する書類や上記で該当しない書類が銀行によって変わるので、開設する任意の銀行でご確認ください。
もし顔写真付きの本人確認書類が提出できない場合は、2点以上の本人確認書類が必要となることがあります。例えば、健康保険証と住民票の写し(コピーではない)を用意する等です。
その他Webであれば自撮り写真、郵送なら直筆の署名、窓口は印章といったように手続きの方法によって必要なものが変わる場合があるので、手続きをする際に確認が必要です。
海外赴任後に日本の銀行口座を開設する場合は新規開設の手続きを進めましょう
日本で口座を開設するには新規口座開設と同様の手順を踏む必要があります。銀行口座の開設方法は以下の3つです。
- Webで開設
- 郵送で開設
- 銀行で開設
日本で生活をするための手続きに追われ、忙しい中で銀行口座を開設する方のおすすめは「Webで開設する方法」です。本人確認の方法も、以前とは異なり書類提出も全てオンライン上で出来てしまうため、スマホの扱いが苦手でなければ非常に便利となりました。
項目を埋めて自身の自撮り写真と本人確認書類(写真付き)の2つをアップロードするだけで開設できるので、自身の作業は10分程度で終えられるでしょう。本人確認や審査完了までは1〜2週間程度の期間がかかることがあります。
海外赴任が終わり、再び日本の居住者となる方も、帰国前のお金に関する準備等でお困りごとがあれば、OSSJまでお気軽にご相談ください。
\日本語で気軽に相談/